小林さんに無断で書き込みをさせてもらいます。
少し前になりますが、去る3月20日に秦野西中の第31回定期演奏会が行われました。
自分は昨年に引き続き演出アドバイザーとして、石田さん、長谷川さん、なおくん、しおりちゃんはパートを教えに、他メンバーは応援隊
として協力させてもらいました。
秦野ウインドの定演が終わった後の12月辺りから西中に出向いてミーティングを開いたりしましたが、最初の頃は
練習もバラバラで、サボる部員も多く、さっちゃんと見たサックスパートもテンションが低く、不安で吐きそうでした。
「今年は盛り上がらないかもな」と思いながらも色々なアイデアを出したり課題を与えたりしてそれなりの形になるように
進めて行きました。
今までと全く違う雰囲気に戸惑って、こまきやはるか、まおちゃん達昨年の時の3年生と楽しく演奏会が出来た思い出が
何度もよぎり寂しく感じていました。
しかしこれを取り払ってくれたのが、ゆりなです。
当初は他の部員とギクシャクしたりして演出係を辞めるなどと言っていたらしいですが、自分が演出アドバイザーで参加すると
なったら、係を辞めずに頑張って部員達と自分をつないでくれました。
週末に部活の様子を見に行くと、自分の出した演出のアイデアを部員達にしっかり伝えて指導していました。
時には自分の与えたプレッシャーで折れそうになり、先生の前で泣いたそうです。
泣いたと言えば昨年も演出係だったこまきが焦りから泣いた事がある、と山田先生から最近聞きました。
「こまきごめんよ!また苺狩りに連れてくから許しておくれ… ゆりなには謝んねぇけど。」
2月に入ると練習も充実してきて、部長のかっちゃんを始めみんなとぎこちなさもなくなって、お互いに笑顔で接するようになって来ました。
そして定演前の週に見た「シングx3」「Love Pop Soul」「宝島」は全て暗譜しアクションもしっかり出来ていて本当に驚きました。
だってウインドじゃ出来ない(ってかやってくれない)もの。
それどころかいつもの如く適当に「暗譜して踊れ」と言った自分の言葉を本気で受け取り、実行してしまった純粋さに
驚愕しました。
定演当日、なおくんと「人の演奏会ほど気楽なもんはねぇな」などと笑っていましたが、かっちゃんやゆりな、みゆきちゃん達が緊張している
のを見てもっと楽しくなりました、なんて、やっぱり少し楽しかったです。
自分がにずっと与えてた「Love Pop Soulどころかファンダンゴのソロもアドリヴでやれや」と言うプレッシャーで半泣きになっていたゆりなも
見応えがありました。
演奏会の内容を書いたら大変なボリュームになるのでここでは割愛しますが(いや、もう眠いんだよ…)、とてもお客さんが満足出来る内容だった
と思います。
何よりも強調してきた「楽しく演奏」をみんながやってくれて、とてもいい流れになりました。
個人的に一番嬉しかったのは「Love Pop Soul」のトランペットソロをゆりなが、トロンボーンソロをはるか(とがみじゃない方)がやって、アクションも
みんながしっかり出来てラストのテナーサックスソロは自分がウインドの定演でやった客席吹きを(かっちゃんに強制的にやらされた)みゆきちゃんが
すげぇしっかりかっこよく吹いてくれた事です。
ゆりなとはるかのウインドに勉強に来ている2人が堂々と吹いてくれて、おまけにアドリブのプレッシャーに逃げ腰かと思われていたゆりなが、本番
でアドリヴで吹くと言う嬉しい裏切りに感動しました。
ラストの「宝島」も楽しく可愛く演奏出来て、こまきやるみちゃん、まおちゃん達卒業生も参加して(こまき泣かせてごめんよ! ゆりなにはやっぱり謝んねぇけど)
とても良かったです!
遅くなりましたが、山田先生、まお先生、かっちゃん、ゆりな、はるか、りんご(素晴らしかった)、係で定演を支えたまおちゃん達卒業生、部員のみんな、
楽器運搬のご父兄のみなさん、応援した秦野ウインドのメンバー達、そしてなによりこの定演を成功に導いた自分、お疲れ様でした。
(ほんとはゆりなのおかげだけどね。 でもこまき泣かしてごめんよ… ゆりなには謝んねぇけど)